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7月27日、笹塚駅前区民施設にて、「第三期ササハピプロジェクトリーダー会議」が開催され、今期の認定プロジェクトの代表者の皆さんが一同に介しました。それぞれのプロジェクトの現場の声や悩みを共有するなど、有意義な交流の場となりました。
「ササハピ」とは
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ササハタハツエリア(笹塚・幡ヶ谷・初台駅周辺)で活動する方々の主体的なプロジェクトを応援する支援事業。この取り組みを「ササハタハツピープルまちづくりサポート」、略して「ササハピ」と呼んでいます。
まずはササハタハツまちラボ 松村事務局長からあいさつ。
「我々はサポートする立場でもありながら、逆にササハピのプロジェクトのみなさんからもエネルギーをもらって、このまちをより発展させていきたい」
続いて、各プロジェクトのみなさんからひとことずつごあいさつを。
『インクルーシブ運動場』積田さん
年齢・性別・障害・特性に関係なく誰でも垣根なく自由に運動や活動ができる街を目指して活動しています。
『つながる菜園プロジェクト』佐々木さん/荒島さん
ササハタハツエリアの公⽴⼩学校に「全ての⼦供たちに平等な居場所」としての学習菜園をつくり、ガーデンワークを通して地域のつながりを醸成する活動に取り組んでいます。
『ささはたカフェガーデン+ササハタハツ花コミ2023』森下さん
毎月第4土曜日に笹幡包括支援センターで「ささはたカフェガーデン」を開催するとともに、水道道路を中心に、花や植物を育てることによる居場所づくりの活動を続けています。「朝と夕方、水やりに追われる毎日です(笑)」
『ありがとうプロジェクト』海上さん/重富さん
いまの緑道への“ありがとう”を新しい緑道に繋げていく取り組み。ササハピ認定はこれで2期目、緑道トイレ周辺を“発信拠点となるコミュニティトイレパーク”にしていくことが今年の目標です。
『ママぷらキッズ&ベビー』井上さん/村林さん
ママたちの交流とキッズの運動の場となるコミュニティを通じて子育て世代のつながりをつくることを目的に様々なプログラムを展開。ササハピ認定プロジェクトとしては3期目、さらに渋谷区や他のプロジェクトとの連携を深めたいと意気込みます。
『CollaboX』飯田さん/羽生さん
ベーシストとドラマーであるおふたりは、音楽とダンス、朗読、などといった異分野コラボレーションを、参加型ワークショップなどを通して浸透させていく活動を展開。「渋谷区の学校の部活動を地域で行なっていく動きがあり、その受け皿にもなっていけたら」
『ササハタハツまち遺産探検隊』古川さん
まちの風景や暮らしの記憶を「まち遺産」とし、こどもも大人もその魅力を楽しく学び、交流するイベントを開催。ササハピ認定は3期目。今年はさらなる「まち遺産」の発見と、地域とのコラボを拡大していくことが目標です。
『北渋プロジェクト』清水さん
3期目の認定となる『北渋プロジェクト』、近頃はいろいろなところで名前が浸透してきた実感があるといいます。「アーティストと地域、パブリックスペースをつなぎながら、年齢や性別を問わず誰でも自分の好きなことを発信していける場づくりに取り組んでいきたい」
『不動通り商店街「まちパスポート」プロジェクト』矢澤さん
矢澤さんはオンラインでの参加。こどもたちが商店街を活用し楽しむことでまちを活性化させていくことを目指し、イベント開催や、商店街で使えるクーポンの活用施策に取り組んでいきます。
続いて、笹塚十号通りに新たにオープンしたササハタハツまちラボの仮拠点について、まちラボの白仁田からご説明いたしました。
仮拠点の本格稼働は9月を予定しています。地域のみなさんの声を反映しながらの運用を目指していますので、今後も継続的にご意見ご要望をお寄せください。
その後は、3グループに分かれての情報共有タイム。各々のプロジェクトの活動内容について共有しながら自由な意見交換が行われました。
プロジェクトリーダーとしての悩みや課題意識、ビジョンなど、お互いに相通じるところも多いとみえ、各グループ内でそれぞれの課題に対するソリューションにつながるアイデアや共感が寄せられていました。
またなにより、プロジェクトの垣根を越えた大切なコミュニケーションの場となりました。
活発に意見が交換されるなか、惜しくも、会議の終了時間を迎えました。
今後も、プロジェクト同士の横のつながりも活かされながら、ササハピ認定プロジェクトの活動がよりよいまちづくりのための推進力となっていくことが期待されます。