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ササハタハツまちラボ事務局
(渋谷区まちづくり第一課)

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©SasaHataHatsu Machi Lab

2025.02.28

388 Area Makers Meet-Up Vol.4 開催レポート

DESCRIPTION

ササハタハツまちづくりへの想いや、ササハタハツまちラボ(以下まちラボ)の活動の周知を目的として「388 Area Makers Meet-Up Vol.4」 を開催しました。

今回で4回目となるこの取り組みでは、ササハタハツまちラボの活動を共有し、​コミュニティを通じたまちの可能性を探る場として開催しました。
イベントでは、ササハタハツまちラボの2024年度の活動報告に加え、「地域をつなぐ情報の力」​〜情報収集と発信を通じたまちの活性化〜​をテーマにトークセッションを実施しました。当日の様子をレポートします。

<開催概要>
企画名:388 Area Makers Meet-Up Vol.4(ササハタハツエリアメイカーズ ミートアップ)
日時:令和7年2月14日(金)18時~19時30分
場所:笹塚駅前区民施設(渋谷区笹塚1-47-1メルクマール京王笹塚4階)
主催:ササハタハツまちラボ

開会のあいさつ

ササハタハツまちラボ 淡浪

ササハタハツまちラボ、​388 Area Makersについて​

ササハタハツまちラボの4つの事業と、388 Area Makersの今期の活動方針を説明しました。

ササハタハツまちラボ  菅野

ササハタハツまちラボ2024年度活動報告

ササハタハツまちラボが今年度実施した5つの事業の概要と事業への想いについて報告しました。

ササハタハツまちラボ  真柴

①エリアビジョンレビュー​

②388 FARM MARCHE

③仮設FARMコミュニティ支援​

④ササハピ​

⑤388 Area Makers

トークセッション

「地域をつなぐ情報の力」​〜情報収集と発信を通じたまちの活性化〜​をテーマにトークセッションをしました。前回の388 Area Makers Meet-Up Vol.3で、「ササハタハツエリアでこのグループでできるもの、​したいもの」をテーマに実施した​ワークショップでは、様々なアイデアがでた一方で、実装にともなう情報に関する課題がでました。例えば、「どう活動を伝えるのか」「どうすれば多くの人に来てもらうか」「どう仲間を増やしていくか」などの声がでました。そこで今回のトークセッションでは、そのような課題を解決するための「地域をつなぐ情報の力」は何なのか?について議論し、今後のまちづくりをさらに良くすることを考える機会となりました。

<スピーカー>
泉山塁威
都市戦術家 / プレイスメイカー / 日本大学理工学部建築学科 准教授 / 一般社団法人ソトノバ 共同代表理事 / ​一般社団法人エリアマネジメント・ラボ共同代表理事 / Placemakingx日本リーダー​ / 博士(工学) / 認定准都市プランナー(プロジェクトマネジメント・エリアマネジメント)
江口学
株式会社 The Night’s Young 代表取締役
上田重孝
ササハタハツまちラボ事務局長(渋谷区まちづくり推進部まちづくり第一課長)

ファシリテーターはササハタハツまちラボ役員(一般社団法人渋谷未来デザイン事務局長)の長田が行いました。

〜エリアメーカーズとは何なのか?〜

情報発信についてはSNS、チラシ、口コミなどを活用しているが、「情報が十分に届かない」という課題があり、その一つの要因としては情報がバラバラに発信されるため統一感のある伝達が難しいという前提の中、まずエリアメーカーズとは何なのか?という議論がありました。

長田「まちづくりは行政や一つの団体が実施するものでもなくてみんなが参加していくことが大事になっていると思います。スポーツにおける話にはなりますが、プレイヤー、仕掛け人、スタッフ​によるSCENE(価値観を醸成し発展させていく人/場所)とCOMMUNITY(ファンとプレイヤーが集まり繋がり、価値を共有する場)から文化は生まれていくと考えています。まちづくりにもつくる側とつながる側があって、まちに興味がある人とプレイヤーをつなげる場が非常に大切になっていきます。そういう場が『エリアメーカーズ』なのではと思っています」

他地域からの学びについて〜

この枠の具体的な他地域の事例として、世田谷区の下北沢の旧線路沿いのまちづくりの取り組みの紹介がありました。下北沢では2008年くらいからまちづくりの取り組みがされ、最初は知られていなかったが、広報活動を続けることかつ施設が実際にできてから知られるようになったとのことです。

泉山「まちづくりのプロセスとして、関係者が「戦略会議」を設け、テーマごとに『自分たちの場所で何をしたいか』を話し合いながら進めていました。こうした場をつくることで『自分がやりたいことを実現できる』と思える人が増え、活動が定着すると考えます」

持続的な活動をするために〜

議論は他の地域のようにやりたいことを長い期間で実現するためには、なにが必要なのか?という話になりました。地域や行政、プレイヤーが連携し、資金に依存しない支援を受けられる仕組みの重要性が議論されました。

江口「まちづくり活動に資金や人的リソースの制約があるのでは?営利活動とまちづくりをつなぐスキルやフレームワークが十分にないのが現状であるという話がありました。そうした知識や支援が資金に依存せず受けられる仕組みがあれば、持続的な活動が可能になるのではないか?」

また、相談事があるときに気軽に連絡できる環境が整うことへの期待を表明。その上で、地域のまちづくりは地域住民が主体であり、行政はそのサポート役であるべきだと語りました。

上田「まちラボに聞けば、地域の人を紹介できるなどのハブとしての機能がまちラボに求められていると感じました。その上で、まちづくりは地域の方々が主導するものであり、まちラボはサポート役であり、プレイヤーとしても関わるべきだと考えています。このような形で、まちづくりに関わる各ステークホルダーが連携し、適切なアプローチや対策を共に模索していくことがあるべき姿だと思います」

活動を見える形に〜

まちづくり活動が、個人や事業の成長にもつながることで、より多くの人が参加しやすくなる可能性がある、さらに、地域活動が日常的に目に見える形で発信され、参加しやすい環境が整ってれば、より多くの人が関心を持ち、積極的に参加できるのではないかという議論がなされました。例えばササハピの活動に「ササハタハツまちラボ」のロゴが掲載されることで、「まちラボ」を知らない人に知ってもらう機会になるというアイデアがでました。

更にまちの人の関心を広げるために〜

活動を見える形にするだけではなく、更にまちの人の関心を高めるためにはどうしていくべきなのかの議論がなされました。

長田「活動がどう社会に繋がっているのかを示すことが大事。自分たちだけでなく、みんなで広めていくことが重要だと思います。活動の成果を見せて、参加者が自分の役割を感じられるようにすれば、もっと参加者が増えると思います」

今後戦略的な情報発信や情報共有を具体的な手段も踏まえて考えていくべきという問いかけがありました。グループLINEやFacebookなどを使って、参加者同士の横のつながりを作り、情報発信できる仕組みを作り、オンラインとオフラインのバランスを取ることも重要で、参加しやすい環境を作ることで、より多くの人が参加できるようになるとの話がありました。

また、いくらこちらから発信しても、届いていなければ意味がありません。効果的に届けるための仕掛けを考えることが重要です。最終的には、見た人が「これ面白い」と感じ、次に繋がるような反応を引き出すことができれば、より多くの人が参加し、活動が広がるというお話がでました。

〜まとめ〜

まちづくりにおける情報発信の重要性を改めて認識する場となりました。まちラボでは、SNSなどで情報を発信していますが、情報がバラバラに届く課題があり、統一感のある発信が求められています。地域活動が目に見える形で発信されることで、参加者の関心を引き、より多くの人々が関わることが期待されます。今後は、オンラインとオフラインのバランスを取りつつ、効果的な情報伝達手段を活用して、活動を広げていくことが重要であると感じました。

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